NY日本総領事館で投票23日から
参議院選挙の在外投票が23日(木)から7月3日(日)までニューヨーク日本総領事館(パーク街299番地)で行われる。公館投票は、同期間中の午前9時30分から午後5時まで、平日、週末共に実施される予定。日本での投票は7月10日(日)となっているが、在外投票は日本の不在者投票に準じて制定されたため、投票用紙を日本国内の選挙管理委員会に投票日までに届ける必要上前倒しで実施され、締め切りが1週間早い。
公館投票に持参するものは「在外選挙人証」と「有効な日本のパスポート」または米国の自動車運転免許証や外国人登録証など、公的機関が発行した顔写真付きの身分証明書。在外選挙人証所持者の投票方法は、在外公館投票、郵便投票、日本国内における投票のうちいずれかの方法。
ニューヨーク日本総領事館では、現在、公的書類の申請や受け取りのために領事館に行く場合は事前予約が必要だが、在外投票する場合は予約は必要ない。ワクチン接種証明もPCR検査も必要ない。マスクは着用を「お願いしている」が、忘れた場合は、投票所で使い捨てのマスクを配布する。
投票所には、公示時点での日本国内の立候補者名簿が用意されているが、各候補者がどのような選挙公約を掲げているかは投票所では見ることができないため、予め、インターネットなどを利用して、投票前に立候補者について調べておくことが必要だ。