パリにある自由の女神の「妹(リトルシスター)」像が7月1日(木)から5日(月)まで、「姉」が住むニューヨーク・リバティ島の近くにあるエリス島にやってくる。エリス島はかつて米国移民局が置かれていたことで有名であり、1892年から60年の間にヨーロッパから1200万の移民がこの島から入国したといわれている。
リトルシスターは高さ約3メートル、重さ450キロの小さなもので、1878年に制作されたオリジナルの石膏模型を使用して2009年に作られ、2011年からパリの国立美術館に設置されている。フランス大使館によると、リトルシスターは今月19日にフランスの港湾都市ルワーブルから船に乗り、7月1日にエリス島に到着、独立記念日の5日まで「姉」の近くに滞在する。その後はワシントンDCにあるフランス大使公邸の庭に10年間置かれる予定だという。