一万田彬志氏が解説
ニューヨーク日系人会(JAA)主催第16回春のヘルスフェアで、NY日系ライオンズクラブが企画したプログラム「ライオンズ大学:大人の教養講座シリーズ」第8弾が4月20日(土)から5月5日(日)まで YouTubeで公開された。現在も参加は無料で申し込める。今回は4人の講師が連続してセミナー配信を行った。各講師30分程度の凝縮セミナー。期間中何度でも自由に視聴できる。
第2回目の講師は、大分県で慢性腰痛を改善する方法を伝えている一万田彬志氏(柔道整復師)が「明日から使える!腰痛改善セルフケア」と題して腰痛にまつわる、今日から誰でも使えるケア方法を紹介した。
腰痛は症状が出やすい人とそうでない人がいる。全身は筋膜に覆われており、腰痛の9割は腰以外に原因がある。100人いれば100通りの腰痛があると言われるが、次のケア方法は100人居れば100人にやってもらいたい方法なので実践してほしい。
どこから腰痛が来ているのかを判断する方法は、立って身体を反らしてみた時に、肩が前に出ている人は上半身由来の腰痛、身体を胸を張って反らした時に痛みがある人は下半身由来の腰痛といえる。
少し歩いた後に片足立ちをしてみるとぐらつきに左右で差があることが多い。風呂上がりに、手の指と足の指を噛ませて足の水掻き部分を割いて広げ10秒間止める。足首を内回りと外回りそれぞれ10回ずつ大きくゆっくり回す。指の根本の骨を10回ずつ押し出す運動をする。歩いてみると、安定度が増すことを実感できるはず。この運動を風呂上がりに3セットする。
次に、胸椎の動きを調整する。四つん這いになり、腕を反対方向に滑らせて寝るだけ。息を吸って7回に分けて吐き出す。これを左右やって最後に背骨を伸ばす。この運動を毎日することで、腰痛予防と緩和につなげることができると解説した。
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動画はこちら。(https://youtu.be/SOAFr-G_2Us)