小林理恵さんオンラインで講義
NY日系ライオンズクラブ企画、第15回JAA春のヘルスフェア「ライオンズ大学・大人の教養シリーズ第6弾」で断捨離®チーフトレーナーの小林理恵さんが「今日からはじめるシニアの断捨離®〜住まいと心と身体の関係性〜」と題して講演した。
「断」は不要、不適、不快なモノを断ち、「捨」はガラクタを捨て、「離」は、執着から離れることを意味し、日常の生活空間を健やかに整える営みであり、身の回りのケア、メンテナンスと言える。これまでの人生とこれからの人生を考えた時、これからも人生を共にし、大切にしたいモノか、それとも終わりにし、卒業をし、手放していくモノかを考えること。
今日から断捨離を始めるなら、(1)冷蔵庫の食材=傷みかけているものはないか(2)食器棚の食器=同居家族が多かった時代の数は今必要か?(3)クローゼットの洋服=何年も着ていない服はないか(4)本棚の本=読んでいない本はないか。
あることも忘れていたモノ=忘却のゴミとして捨てる。もう使わなくなったもの=不要なモノとして捨てる。今の自分には相応しくない心地よくないもの=不適・不快なモノとして捨てる。靴箱も必要で大事な靴のみを残す。雑多な玄関は、来客のお迎え、お見送りの場所に相応しくシンプルに。
住まいは身体と心を映し出す「相似象」という概念で考える。過去のモノに始末をつけることは身体でいえば古い細胞の新陳代謝を促すことと同じ。小林さんは「大掃除をすると、気持ちがスッキリするのは、住まいの片付け・大掃除と同時に心の片づけ・大掃除をしているから」と述べ、「断捨離で住まいの今を整えると、身体も心も未来も整う」と解説した。
詳細はhttps://mbp-japan.com/tokyo/danshari/
(写真左)断捨離前(左)と断捨離後(右)