クオモ州知事は5月30日、ニューヨーク市の経済再開の上で問題となっている高感染地帯(ホットスポット)上位ワースト10地域を郵便番号(ZIPコード)で発表した。この郵便番号別に見れば、トップ10のホットスポットの内、3つのエリア(全てブロンクス区)で陽性率が5割を超えている。これらのエリアの中心は、マイノリティや低所得者が多いコミュニティで、このコミュニティは密集して居住しており、コミュニティ内での感染が拡大しやすいとして、これら10の各エリアに1か所ずつ検査場を追加した。
最も影響を受けたエリアのワースト10は次の通り。
地区 郵便番号 陽性率
Bronx 10457 51% (フォーダム地区)
Bronx 10460 50% (ブロンクス動物園地区)
Bronx 10468 50% (フォーダム地区)
Brooklyn 11226 45%(フラットブッシュ地区)
Queens 11427 45% (ジャマイカ地区)
Bronx 10456 43% (ヤンキースタジアム界隈)
Brooklyn 11212 41% (ブラウンズビル地区)
Brooklyn 11206 40% (ブロードウエートライアングル地区)
Bronx 10452 38% (ヤンキースタジアム北部)
Bronx 10469 38% (ペルハムガーデン地区)
NYC 平均 19.9%