五番街58丁目の高級百貨店バーグドルフ・グッドマンのショーウインドウが、さる6日メトロポリタン美術館で開催されたファッションガラをテーマに現在デスプレイされている。
同店デザイナーのデビッド・ホイ氏の手による作品で、米作家スーザン・ソンタグ(1933〜2004)が1964年に発表した論文『「キャンプ」についてのノート』に基づいて「不自然なもの、人工的で誇張されたもの」を愛好する感性、美学を表現。往年のブリジット・バルドー(BB)を思わせるファッションの過激さと不真面目な遊び心が、後のメインストリームのカルチャーにどう影響したのかを考察しているという。 (写真・三浦良一)