第6回乳がんシンポジウム  26日にBCネットワーク 

 乳がんに関する最新の治療情報や早期発見の啓発活動を行う非営利団体「BCネットワーク」は26日(土)午後1時から3時30分まで、NY日系人会(西45丁目49番地5階)にて、第6回乳がんシンポジウム@イーストコースト・サウスを会場とオンラインのハイブリッド形式で開催する。 

 このシンポジウムは、日本人女性の罹患率が高い乳がんについて正しい知識を深め、万が一罹患した場合に適切な対処ができるよう、基本的な情報と最新の医療情報を提供することを目的としている。米国在住の日本人医師を講師に迎え、質の高い医療を受けるための情報を提供する。まず、がん研有明病院乳腺センター長・乳腺外科部長の上野貴之医師が「乳がん患者さんひとりひとりに最適な治療を〜最新のデータが導く明るい未来〜」というテーマで基調講演を行う。次に、聖マリアンナ医科大学病院放射線科IVR研究グループ・放射線科医のフォックス岡本聡子医師が「日米の乳がん画像診断の違い〜乳がん手術前、術後検診まで〜」について講演を行う。そして最後にBCネットワーク創立者・代表の山本眞基子氏が「転移性乳がんと共に20年〜それでも人生は輝く〜」と題した経験者トークを行う。NYメッツとドジャースのチケットが当たるじゃんけん大会も用意している。司会はFCIーNYの久下香織子キャスター。 

 会場の参加希望者はBCネットワークのウェブサイトhttp://bcnetwork.orgから事前に申し込みが必要。オンライン参加は人数制限なし。問い合わせはEメール info@bcnetwork.org まで。なお、ライブ配信を見逃した人のために、後日BCネットワークのYouTubeチャンネルにて講演動画を配信する。

(写真)左から時計回りに、上野貴之医師、岡本聡子医師、久下香織子キャスター、山本眞基子氏