アラームを配布

NY日系人会の敬老会で

 アジア人のヘイトクライムに反対する若者のグループが4月22日、ニューヨーク日系人会(JAA)で開催された敬老会で護身用の携帯アラームを30個プレゼントした。届けたのはジャーナリストの丸山メグさんで「自分が、何度も、アジア人であることで、因縁つけられたりしていたので、日系老人を守りたいと強く思ったわけです。昔、ずっとボランティアで、老人のお世話しに、そこら中駆けまわっていたので、そのころからの、日系老人に対する思いですね」とグループから預かったアラームを日系人会に手渡した。最初はペッパースプレーの配布を考えたそうだが、相手に攻撃的なので高齢者には無理と判断、握るだけで音がなるアラームにしたという。受けとった高齢者たちは「お守りとして心強い」などと喜んでいた。

(写真)アラームをもらい喜ぶ敬老会参加者の皆さん