Banksy in New York バンクシー展開催中

神出鬼没のストリートアーティスト

世界的に有名な作品を含む80作品を展示

 英国を拠点に活動する神出鬼没のストリートアーティスト、バンクシーの80を超える作品を集めた展覧会「バンクシー・イン・ニューヨーク:ディフェイスド」が2月16日からトライベッカにあるビル(ブロードウエー378番地、ホワイト通り)で開催されている。

 バンクシーは2013年10月1日から31日までニューヨークに滞在し、街のどこかに毎日ひとつストリートアートを描くというパフォーマンス「Better Out Than In」を行なった。この時に描かれた絵の解説ビデオおよび場所を示した地図が展示され、いわば追体験する展覧会となっている。展示にはステンシル技法で書かれた壁画シリーズの「Girl with Balloon」(赤い風船に手を伸ばす少女)や、石や火炎瓶ではなく花を投げる姿を描いた「Love is in the Air( Flower Thrower)」(愛は空中に) 、ミッキーマウスが蛇に飲み込まれたような奇抜な彫刻作品「 Mickey Snake」など世界的に有名な作品も含まれている。

 主催のMetaMorfosiNYはバンクシーのストリートアートの精神を受け継ぎ「無許可の展覧会」と銘打っているが、展示作品はバンクシーの公式オフィスにより間違いがないか確認がなされているという。入場料は20ドル50セント、会期は5月14日まで。詳細・チケットはウェブサイトbanksyartexhibit.com