AKOさんアマテラス座5周年 AMATERASU賞に本紙・三浦

AKO代表NYで劇団活動

新設「アマテラス賞」本紙発行人の三浦に

 アマテラス座(AKO代表)の創設5周年記念晩餐会が16日、ロバート・デニーロのレストラン、トライベッカ・グリルで行われ、関係者ら40人余りが参加した。合田さおりさんの司会で新設の「アマテラス賞」が、ニューヨークの日本語新聞、本紙「週刊NY生活」発行人の三浦良一に贈られた。1980年の来米以来45年間にわたり米国で一貫して日本語週刊新聞の記者として活動してきたことに対する顕彰。また絵画を通して芸術活動にも携わっているため、ニューヨーク日本人美術家協会の松田常葉会長が贈呈役として同賞を三浦に手渡した。

 当日は、AKOさんが日舞と谷川俊太郎の『生きるということ』の詩の朗読を多治比純子さんのバイオリン演奏で披露、最後に宝塚歌劇団の後輩、柳瀬由紀子(瑞木淳)さんと「すみれの花咲く頃」を合唱した。AKOさんは、グラミー賞を獲得したhulu FXドラマ「SHOGUN」で大蓉院/伊代の方(高台院)を演じており、当日は第8話監督のエマヌエル・オセイ・クファー氏、音響デザイナーのチャド・ライネス氏も出席して祝った。

 今年は、原爆投下80周年にあたるのに合わせ、長崎の原爆被爆者で作家の林京子さんの「From Trinity to Trinity」を尾竹永子さんの英訳で一人芝居を秋に予定。また、長年企画しているアジア系人種混合俳優による「マクベス」のワークショップにも取り掛かる。