工夫とアイデアで食卓を美しく飾る
昨年からおうち時間が長くなり、家で過ごすことが増えました。アメリカのバレンタインは男性がバラの花束を贈るイメージですが、たまには素敵なテーブルで女子力を上げて彼に、夫に、友達に褒めてもらいましょう。
テーブルコーディネートとは?
おいしいものをよりおいしく見せるための食空間演出の事。人がおいしいと感じるのは五感。そのうちの8割以上を視覚が占めます。お料理も大事ですが得意ではなくても大丈夫。見た目がとても大切なのです。
◆センターピース
主にテーブルの真ん中に置くことが多く、花が代表的。テーブルを作る時、その集まりのテーマになるもの、話のきっかけになるもの。今回はバラの花とチョコレートがバレンタインのテーブルだと表しています。花束の中から一色をテーブルクロスの色などにするとまとまりやすいです。少し高さのある花を飾る時、視線を遮ってしまうような場合はサイドに置きましょう。
◆なるべく手に入りやすいもので、バレンタインらしいテーブルが作れるように
ポイント1 お皿にリボンをかける。プレゼントのイメージ。赤いリボンで華やかに。
ポイント2 センターピースはデリで買った花とお気に入りのチョコレート。紙袋も花瓶代わりに。
ポイント3 近所のファーマシーで購入したカードを使ってメニューカードにする。手作りもいいけれど手軽にバレンタインのカードで代用。
ポイント4 テーブルクロスがなくても大丈夫、使わなくなったマフラーやスカーフもテーブルで活用。二人の思い出の品なら尚いいですね。
相手の喜ぶ顔を思い浮かべながら考えるテーブルやお料理はたのしいですね。今年は一味違った自分らしい特別な時間を楽しんでくださいね。
大石育子(Ikuko Oishi)=インテリアコーディネーター、食空間プランナー、日本クラブカルチャー講座講師。東京ドームテーブルウェアフェスティバル2019、2020入選&奨励賞受賞。