パリ1区に本店を構える1903年創業の老舗ティールーム「アンジェリーナ」が、米国1号店をブライアントパーク近くにオープンした。この界隈にはレディMやロイズチョコレート、再オープンしたLe Pain Quotidienなど、スイーツやベーカリーカフェが立ち並ぶ激選区となった。
パリの本店はココ・シャネルも通ったフランスのデザイナーたちの社交場として愛された名店。アンジェリーナといえばモンブランとホットチョコレートが有名で、モンブランは濃厚なマロンクリームと生クリーム、メレンゲの三層が絶妙に調和した逸品。人気メニューは、ガーナ、ニジェール、コートジボワールの3か国のココアで作ったホットチョコレート「ショコラ・アフリカン」とモンブランのセット「ディスカバー・アンジェリーナ」(19ドル)。ホットチョコレートは量が少し多めなのでカップをもう一つもらって友人とシェアすることも可能。NY店では現在収容人数の25%で朝食、ブランチをダイニングルームで提供している。色鮮やかなマカロンやエクレアなどのケーキ類、クロワッサンなどのベーカリーにクッキー缶など手土産に喜ばれそうな品も充実。米国撤退したメゾンカイザーに代わる洗練されたパリの味を楽しめる場所だ。
Angelina
1050 Sixth Avenue New York, N.Y. 10018
TEL 585-438-5347
月〜金曜8am – 8pm、
土日9am – 7pm
www.angelina-paris.fr/angelina-New-York