感謝祭の食卓を彩る

Happy Thanksgiving Day

 日本に戻られた方もぜひこの時期久しぶりにアメリカの懐かしい感謝祭を楽しんでくださいね。ターキーは日本ではなかなか手に入らないので、チキンですがなかなかいい感じに仕上がります。スタッフィングも作りたくなりますね。 

 ひざ掛けをドーンとテーブルに斜めにかけて、あえてテーブルの木目を出しています。いらなくなったお子さんのマフラー等でも可愛いテーブルランナーになりますよ。ぜひやってみてください。 

◆感謝祭のテーブルのポイント♬ 

Point1 鳥柄のプレートと沢山の秋の実りのものを♪ 

 絵皿を使えばそれだけで感謝祭のテーブルに。とはいうものの1年に一回使うだけのためのお皿を買うのはどうも、という方も多いはず。そんな方もこの時期出回るターキー柄の紙ナプキンをお皿に乗せてみてください。それだけで十分季節感のあるテーブルになります。 

 また、イベント用のアイテムを揃えるのは楽しいですが収納場所に困るはず。お部屋や冷蔵庫の中を探してそれを飾ってみてください。かぼちゃをはじめ、リンゴ、柿、洋梨、ザクロ、そしてきのこなんかも面白いとおもいます。あるもので楽しむこともとっても大切ですね。日常の中に素敵なものが沢山ありますよ。 

Point2 ワインボトルもモフモフした布でカバー♪

 ボトルもおめかししてあげましょう。フェイクファーでもニットでも。ひざ掛けやマフラーもそうですが、テーブルに温かさが生まれます。秋冬のテーブルには皮革を取り入れるのも季節感が出ます。今回はワインボトルに結びましたがナプキンリングの代わりにしても素敵です。 

Point3 グラスをキャンドルホルダーに♪ 

 キャンドルホルダーをわざわざ買っても普段使わないし、という方も多いと思います。でもちょっとお料理も頑張ったイベントの食卓の時には、キャンドルがあるだけでなんだかとっても素敵に見えるもの。 

 コップや脚付きのあまり背の高くないゴブレットをさかさまにしてその上にキャンドルを乗せてみましょう。 

 コップの中に松ぼっくりなどいれてもいいですね。LEDのキャンドルを持っておくといつでも手軽にしかも安全に使えるのでお勧めです。 

Point4 手作りの毛糸のかぼちゃと羽をテーブルに散らす♪ 

 毎年手作りの毛糸のかぼちゃをテーブルに置いています。クラスで作っていただくこともありますが、いつも好評で人気者。テーブルに温かさが増しますね。鳥の羽もサンクスギビング感に一役買ってくれます。ただしゲストや家族に鳥が苦手な人がいないか確認してくださいね。 

 いよいよあと1週間ちょっとで感謝祭。少しでも皆様のパーティーの参考になればうれしいです。素敵な時をお過ごしくださいね。


大石育子(Ikuko Oishi) 

インテリアコーディネーター、食空間プランナー、日本クラブカルチャー講座講師。東京ドームテーブルウェアフェスティバル2019年入選,2020年2部門入選&奨励賞受賞。

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