感染爆発地域を重点規制

8日から市内特定感染爆発地域で施行

 クオモNY州知事は6日の記者会見で州内で発生中のクラスターへの処置として以下の新しい処置を発表した。これは「Cluster Action Initiative」と名称されている。詳細は以下の通り。

■レッドゾーン(クラスターから1マイル以内)

礼拝所:定員の25%以内のキャパシティ。最大10人まで

集会:禁止

ビジネス:エッセンシャルビジネス以外のビジネスは閉鎖

ダイニング:テイクアウトのみ

学校:閉鎖。リモートクラスのみ

■オレンジゾーン(クラスターから1〜1.5マイル内)

礼拝所:定員の33%以内のキャパシティ。最大25人まで

集会:室内、屋内で最大10人まで

ビジネス:エッセンシャルビジネス以外で危険を伴うビジネスは閉鎖(ジムやパーソナルケアなど)

ダイニング:アウトドア・ダイニングのみ。一つのテーブルに最大4人まで

学校:閉鎖。リモートクラスのみ

■イエローゾーン(クラスターから1.5〜2マイル内)

礼拝所:定員の50%以内のキャパシティ。

集会:室内、屋内で最大25人まで

ビジネス:通常営業

ダイニング:インドア&アウトドア・ダイニング。一つのテーブルに最大4人まで

学校:生徒、教師、職員に週ごとのウイルス検査を実施、DOHは毎週金曜までに感染率の集計を行う。最初のウイルス検査は来週の金曜(16日)までに行う

*集会のルールを破ったものには最大1万5000ドルの罰金を課す。

 7日のデブラシオ市長の会見でNY市内は8日より実施されることが発表された。期間は最低2週間。その後は状況を見て判断されるとのこと。NY市教育局では3月以来35万台のiPadを含む95万台のリモートラーニングに使用するデバイスが用意されている。さらに11月中には10万台のiPadが追加で使用可能になる。レッド&オレンジゾーンはリモートのみになるので今現在必要なデバイス(機器)が手元にない、もしくは故障で交換が必要などの場合は、schools.nyc.gov/devicesで入手方法が確認できる。

コロナ規制強化地域をZIPコード表示

 デブラシオNY市長は7日午前、記者会見し、ブルックリン区とクイーンズ区(フラッシング地域とファーロッカウエー地域)の感染爆発(クラスター)地区レッドゾーンとオレンジゾーン(詳細7面に)の規制強化地域の郵便番号(ジップコード)別エリアを発表した。

■ブルックリン

ボローパーク 11219
ケンジントン 11218
ベンソンハースト 11204
ミッドウッド 11230
フラットランド 11210
グレイブセンド 11223
ゲリセンビーチ 11229
ブライトンビーチ 11224
コニーアイランド 11235
サンセットパーク 11220
バーゲンビーチ 11234

■クイーンズ(フラッシング地域)

キューガーデンズ 11367 & 11415
ブレアウッド/ジャマイカ 11435
ジャクソンハイツ 11371
エルムハースト 11373
コロナ    11368
レゴパーク  11374 & 11375
フォレストヒルズ  11375

■クイーンズ(ファーロッカウエー地域)

エッジメア・ファーロッカウエー  11692
アーバーン 11692