メトロノース鉄道にスーパーヒーロー
ニューヨーク市の都市交通局(MTA)は15日、新型コロナウイルス感染予防対策として、メトロノース鉄道の駅のホームや電車内でマスクを配布するロボット型キャラクターをツイッター上で紹介した。
胸部にメトロノースのロゴを掲げたメタリックなロボコップ風の同「メトロ・マン」は、子どもたちに鉄道安全を推進する教育イニシアチブの一環として、1983年に初めて登場した。同初代は、映画「スターウォーズ」のR2-D2からヒントを得て、遠隔システムを備えた実際のロボットを使っていたという。同ロボットは現在、都市交通局(MTA)博物館に展示されている。
MTAは「メトロ・マンの助けもあり、15日の1日で500万枚以上のマスクを配布できた」と発表した。次回のメトロ・マンの登場は、29日メトロノース鉄道のハーレムラインのノース・ホワイトプレーンズ駅で午前8時から9時30分を予定している。