接種したらマスク着用不要

 クオモ・ニューヨーク州知事が17日、今月19日からワクチン接種者に対するマスクの着用と6フィートの距離の確保は不要と発表したことで、先に米疾病対策センター(CDC)が発表していた同様措置と足並みを揃える格好になった。同日からは、レストラン、博物館、美術館、小売業、オフィスなどでの収容人数制限を撤廃する。アウトドア飲食店の深夜営業を許可、屋内レストランの深夜営業は5月31日から許可する。屋外での集会は、最大500人まで認める。屋内での収容人数規制上限を250人までとする。屋内の住宅での集まりについては最大50人までの収容を認める。 公共交通機関の利用時や空港、駅などの交通ハブに滞在時は、ワクチン接種完了者も引き続きマスク着用が必要となる。

 ワクチン接種完了者とは、2回接種型ワクチンの2回目を接種後2週間が経過している者(ファイザー、モデルナ)もしくは1回接種型ワクチンを接種後2週間が経過している者(ジョンソン&ジョンソン)。