クオモNY州知事は18日の通常会見で、新型コロナウイルス感染防止対策で婚姻許可局が閉鎖している期間中、市庁舎などに行かなくてもオンラインで結婚を許可する行政命令に署名したことを伝えた。
同州では通常、手数料を支払って結婚許可証の申請手続きを行い、結婚許可証が発行された後、有効期限の60日間以内に挙式を行う。同令の執行は5月18日まで、事務局員は結婚を希望するカップルとビデオ電話で面接を行った後、同日中に無料で結婚許可証を発行し、結婚式も執り行う。
申請と同時に無料で許可証を取得でき、挙式も行えるため、期間中であれば複数回の結婚も可能となる。同州知事は「期間中は離婚件数が増え、結婚件数が減るかもしれない」と冗談を交えながら「ズームでビデオ結婚式ができる。結婚に弁解の余地はない!」と話している。