コロナ感染分布に明暗

 ニューヨーク市衛生局は、新型コロナウイルス感染率の最新状況がジップコードごとにわかるヒートマップの公開を開始した。同地図によると、ブルックリンやクイーンズの低所得者層地域は、マンハッタン、クイーンズやブルックリンでもウォーターフロントに位置する裕福地域に比べて感染状況が厳しいことがわかる。例えば3月31日時点で、クイーンズのジャマイカやブルックリンのブラウンスビル周辺の感染率は58〜77%、一方アッパー・イーストサイドとアッパー・ウエストサイドでは最高でも44%だった。そのほか、前日までの市内感染者の総数、死亡数、男女比、年齢別データなども確認できる。詳細はウェブサイト www1.nyc.gov  から Information on coronavirus を参照。