プロジェクトSAKURA
日本人小中高生らが応援
コロナウィルスの影響で世界中のビジネスが未だ厳しい状況にある中、ハリソンで日本人小中高校生が中心となった「プロジェクトSAKURA」が動き始めた。このプロジェクトはハリソン高校2年生の長曽さくらさん=写真=の呼びかけに賛同した子供達が、ポスターを描いて苦境に立つハリソンの飲食店を励まそうというもの。
「コロナの影響で多くのレストランが、やむを得ず閉店することになっています。ハリソンのレストランやデリも閉店に追い込まれてしまうかもしれません。私たちは少しでもハリソンの飲食店の助けになりたく、このポスターの作成を決めました!もちろん、飲食店以外にもアパレルショップや雑貨屋さんなど、多くのお店がコロナ渦の最中で閉店せざるを得なくなっています。もっと色々な方にこの企画を知ってもらい、同じような活動をして世界中のお店の力になれることを願っています」と語る長曽さんをハリソン駅前の日系食料品店「Oishinbo」のオーナー、高田英紀さんらがサポート。多額のお金を使ったり、大々的な活動はできないが、「We are all in this together!」をモットーに協力し合いながら、この企画の規模を大きくしていこうと活動を進めている。
現在10点ほどポスターが集まっているこのプロジェクトの概要は次の通り。
▽応援ポスターのサイズはA4が望ましいが、どんなサイズでも良い。画材は自由▽描いたポスターは「Oishinbo」に持参するか、インスタグラムの専用アカウントに写真送付のこと。
▽集まったポスターはインスタグラムやTwitterなどに掲載するほか、ハリソンの図書館や学校、地域の電柱などに掲示する予定。
▽近日中にSAKURAプロジェクトのウェブサイトやインスタグラムを開設予定。開設次第、本紙でも告知する。
子供達が中心となった草の根運動、今後の展開が楽しみだ。