3/21土曜日時点でNJ州の新型コロナウィルス感染者数は、昨日より442人増え、1327人になった。(死亡16人)
フィル・マーフィーNJ州知事は、同日会見を開き、今夜午後9時から、「自宅待機令」を発動すると宣言した。(自宅待機令が解除される日程は未定。)
この間、緊急を要する、または安全・健康な市民生活に必要なビジネス、サービスのみ通常営業が認められ、その従業員は通勤が認められるが、それ以外は自宅勤務をしなければならない。大衆向けのイベントのみならず個人の集会も禁止。家族、恋人、同居人、介護士以外の他人と関わる場合は6フィートの距離を取る。
同条例を開始するにあたり、マーフィー知事は、「今はパニックになる時ではないが、平常時ではないことは確かだ。数週間なのか、数か月になってしまうのか、条例をいつ解除できるかまだ分からないが、900万人の州民の安全と健康を守るために必要な手段なので、理解と協力をお願いしたい。」と語った。
条例有効期間に通常の営業が認められているのは、
*グロッサリーストア、ファーマーズマーケット、商品を扱う農園、食料品店
*薬局と医療用マリファナ取扱店
*医療用品販売店
*ガソリンスタンド
*コンビニエンスストア
*ヘルスケア施設併設店
*工具、修繕用具販売店
*銀行と金融機関
*ランドリーとドライクリーニング店
*乳幼児に必要な用具の販売店
*ペットショップ
*酒販店
*自動車修理工場(自動車販売店に付属する工場も含む)
*印刷、文具事務用品販売店
*郵送、配達請負業
これらに該当しない店舗は営業できない。
また、
*医療機関
*フードバンクなど低所得者の生活をサポートする事業
*メディア
*法律を執行するために必要な機関(警察など)
*政府機関、役所
も通常の運営が認められる。
それ以外の業務、サービスに従事する職員は自宅勤務、テレワークをしなければならない。
また、勤務先での通常勤務が認められるのは
*警察官 *消防隊員、救急隊員 *店舗で金銭を扱う店員 *建設作業員 *電気ガス水道などの工事作業員 *修理を請け負う作業員 *倉庫作業員 *研究者 *ITメンテナンススタッフ *清掃員 *特定の管理職 など
尚、飲食店は、引き続き、テイクアウトとデリバリーのみ営業が可能。
学校は引き続き校舎で授業を行わず、オンライン授業ができるところはオンライン授業で対応する。