ポップカルチャー界の旗手、KAWS回顧展

 ブルックリンを拠点に活動する人気アーティスト、KAWS(カウズ)の展覧会「KAWS: WHAT PARTY」が26日(金)から9月5日(日)までの約半年間、ブルックリン美術館(200 Eastern Parkway)で開催される。

 今年でアーティスト活動25年となるカウズことブライアン・ドネリーは、目がバツ(×)になったキャラクターで知られるストリートアーティストで、アートとおもちゃを融合したアート・トイの先駆者とも言われている。また、これまでもユニクロとのコラボTシャツや、ディオール、ナイキとのコラボのほか、2019年夏には富士山麓のキャンプ場に長さ40メートルの巨大バルーンを展示するなど、世界中で活動している。同展では初期の作品をはじめ、ドローイングや絵画、彫刻、同展と同じタイトルの記念碑的なフィギュアのインスタレーション、また今回のために制作した新作など、100以上の作品が展示される大規模な回顧展となる。

 入場料は大人25ドル、学生・シニア16ドル、会員・3歳以下は無料。チケット・詳細はウェブサイトwww.brooklynmuseum.org/を参照。

(写真)WHAT PARTY © KAWS. (Photo: Michael Biondo)