レストラン店内25%バレンタインデーから

 クオモ・ニューヨーク州知事は1月29日、現在の新型コロナウイルスの検査陽性率を維持した場合、今月14日(日)から定員の25%で店内飲食の再開を許可すると発表した。

 クオモ知事は、1月5日の陽性率が7・1%で、現在は4・9%まで下がったことを「山を越えたという良い指標だ」とし、「客数がまったくのゼロよりも25%の方がましである。この陽性率を維持すればバレンタインデーにニューヨーク市内の店内飲食を再開する」と述べた。

 また同州知事は、同州内の結婚式についても、式場の収容率を50%または参加者を最高150人に制限し、地元の衛生局の承認があれば3月から執り行っていいことを伝えた。

 一方で、感染率や死亡率が再び上昇したなどの場合は「方針内容を変更する可能性はいつでもある」と警告を促した。 

 クオモ州知事は発表に先立つ27日、ホリデー期間で急増した感染者数が落ち着き、陽性率や入院患者数が減少し始めたとして、一部の地域を除き規制を解除すると発表し、この時点で、市内の店内飲食を再開する可能性を示唆していた。