プロに聞く、生き生きEATS(イーツ)
元気と美味しいを求めて料理の達人が腕を振るう (51)
今週の生き生きEATSは、ニューヨーク在住の料理研究家で栄養コンサルタントの中山美紀子さんに、おからサラダ、鮭粕漬け、白菜と鶏のクリームシチューの3品を作っていただきました。身体を温め、冷えを予防するメニューです。中山さんは、NY州立大学Food &Nutritionを卒業後、NYITにて修士課程に在籍。その後Montefiore Clinical のNutrition Dept.で勤務後、独立。
著書に『Tokyo Diet- Japanese-American Cooking』があります。
◾︎おからサラダ
【材料】
生おから 200g
かにかまスティック 6ピース
キュウリ 小1本
リンゴ酢 大匙1
マヨネーズ 大匙5(好みで調整してください)
塩・コショウ 少々
【作り方】
①キュウリは塩もみして、薄切りにする。5分くらい置いてから水気を絞る。
②かにかまスティックは、縦に割き、ほぐして置く。
③生おからをボールに入れて、リンゴ酢を落とす。その上に、キュウリ、かにかまスティックを入れて混ぜる。
④ 最後に、マヨネーズを入れてあえるだけ。好みで塩・コショウをかける。
◾︎白菜と鶏のクリームシチュー
【材料】
鶏肉(もも) 2ブロック(300g-350g)
白菜 1/4玉
つけ汁A
水 100m l
砂糖 小さじ1
塩 小さじ1
牛乳 200ml(1カップ)
水 200ml(1カップ)
コンソメスープ(パウダー)小さじ1
味噌 小さじ1/2
小麦粉 大匙2
【作り方】
①鶏肉を一口大に切る。
②つけ汁Aに切った鶏肉を浸して15分寝かしておく。こうすることで、鶏肉が柔らかくなる。
③白菜を短冊状に切る。
④鍋に付け込んだ鶏肉を入れて、焼き色を付けて炒める。
⑤鶏肉を炒めたら、白菜を加えて炒める。
⑥白菜が炒まったら、水200ミリリットルを加えて、5分ほど中火で煮込む。
⑦弱火にして、小麦粉を少しずつ加えて混ぜる。だまになりやすいので、少しずついれるといい。
⑧小麦粉がなじんできたら、牛乳を入れて、コンソメ、味噌を加えて弱火でかき回しながら、とろみがつくまで煮込む
◾︎鮭の酒粕漬け
【材料】
鮭 2切れ
酒粕 大匙1
味噌 大匙1
かぼちゃ 1/8
【作り方】
①鮭の水気をキッチンペーパーでふき取る。
②酒粕と味噌を合わせる。酒粕が硬い場合は、水またはお酒で好みの硬さに調整する。
③②で作った合わせ粕を鮭の表面に塗りこむ。1〜2時間冷蔵庫で寝かせる。
④フライパンにアルミシートを載せ、弱火で③の鮭を焼く。片面3分、裏返して3分、両面を焼く。(裏返すのが面倒だという人には、フライパンの蓋をして、蒸し焼きにする方法もあり、約8分で焼きあがる。)
⑤カボチャは好みの大きさに切り、皿に並べてラップをして、電子レンジで3分。
⑥フライパンに⑤のカボチャを並べ、弱火で焼く。
⑦皿に盛りつけて完成。
鮭やカボチャは冷え改善になるといわれている。