大型接種所開設

野球場やコンベンションセンター

 デブラシオNY市長は12日、COVID-19ワクチン接種のフェーズ1bがスタートし、食料品店従業員らのワクチン接種が可能になったと発表した。フェーズ1bのグループではそのほか、教師、消防士、公共交通機関の従業員、チャイルドケアワーカーと65歳以上の市民などが含まれる。市長はさらに人との接触が多いデリバリーワーカーも、早急にワクチンが接種できるよう州に対して許可を求めている。 

 また、24時間年中無休の大型ワクチン接種センター(ワクチン・ハブ)が、クイーンズ区にあるシティーフィールドにオープンすることを明らかにした。同所は大リーグのニューヨーク・メッツが本拠地とするスタジアム内にNYC Health + Hospitalsにより運営され、1日あたり5000〜7000本のワクチンが投与可能で今月25日の週に開設される予定。市長は、メッツがクイーンズと市全体の多くの人の助けになることを賞賛し、「ヤンキースファンを含めたすべてのニューヨーカー(のワクチン接種)を歓迎する」と述べた。マンハッタンでは、34丁目と11番街に建つジェイコブ・ジャビッツ・コンベンションセンターを同様に大型ワクチン接種センターとしてオープンし、すでにワクチンの投与を開始している。

米国内ワクチン接種
国籍関係なし

【留意事項】

(NY日本総領事館調べ)

・各州ともワクチン接種について、住民の国籍制限などは設けられておりません。但し、各州ともに優先計画に従って、現時点でのワクチン接種対象者が具体的に定められていますので、ご注意ください。

・在留邦人の皆様におかれては、必要に応じて医療機関などにご相談の上、各自の責任でワクチン接種について御判断頂くようお願いします。

・ワクチンの有効性が100%ではないこと、ワクチン抗体の有効期限は不明であること等から、ワクチン接種後も引き続き、マスク着用、手洗い、ソーシャル・ディスタンス維持等が推奨されています。

・ワクチン接種に関する費用は、主要な健康保険の対象とされており、健康保険に加入していない場合でも無料とされていますが、接種を希望される場合には接種を受ける前に費用について確認することを推奨します。

【ニューヨーク州】

(1)特設サイト

・NY州はワクチンに関する各種情報をまとめた特設サイトを立ち上げています。

特設サイト:https://covid19vaccine.health.ny.gov/

(2)対象者

・州保健局が設定する優先計画に従い、ワクチン接種が実施されます。1A及び1Bの段階におけるワクチン接種対象者は、ハイリスクに晒されている病院関係者、高齢者施設在住者及び職員、COVID-19関連の最前線で活動する職員、65歳以上の市民、警察官や消防士等の初期対応者(first responder)、12学年までの学校の教員、公共交通機関職員、ホームレス・シェルター滞在者及び職員等です。今後、接種対象者が拡大される予定ですので、随時確認されることをお勧めします。

・ワクチン接種は無料で16歳以上の市民が接種可能です。Pfize社及びModerna社製ワクチンはいずれも2回の接種が必要であり、1回目の接種から3〜4週間後に2回目の接種が実施されます。

・ワクチン接種対象者に該当するか否かは以下のサイトで確認できます。

https://covid19vaccine.health.ny.gov/what-you-need-know

https://am-i-eligible.covid19vaccine.health.ny.gov/

(3)接種場所

・ワクチン接種場所に関しては以下のサイト又は「Am I Eligible?」のアプリを通じて入手できます。予約制となっており、事前にオンライン・フォーマットへの記入が求められます。

https://covid19vaccine.health.ny.gov/what-you-need-know

https://am-i-eligible.covid19vaccine.health.ny.gov/

【ニュージャージー州】

(1)特設サイト

・NJ州はワクチンに関する各種情報をまとめた特設サイトを立ち上げています。 

特設サイト:https://covid19.nj.gov/pages/vaccine

(2)対象者

・CDCのガイドラインに基づいて州保健局が設定する優先計画に従い、ワクチン接種が実施されています。現在は、1A及び1B(一部)の対象者に対してワクチン接種が行われています。具体的には、医療従事者(医師、看護師、薬剤師、歯科医師、医療系学生、研修生等)、高齢者施設在住者及び職員、警察官や消防士等の初期対応者(first responder)、65歳以上の州民、基礎疾患等のために感染した際に症状悪化の高リスクを抱える16〜64歳の州民等です。今後、接種対象者が拡大される予定ですので、随時確認されることをお勧めします。

・ワクチン接種対象者に該当するか否かは以下のサイトで確認できます。

接種対象者(フェーズ)について:https://covid19.nj.gov/faqs/nj-information/slowing-the-spread/who-is-eligible-for-vaccination-in-new-jersey-who-is-included-in-the-vaccination-phases

(3)接種場所

・ワクチン接種場所に関しては、以下のサイトで紹介されています。接種にあたっては、接種を実施している医療機関等へ直接予約することが推奨されています。

接種場所:https://covid19.nj.gov/pages/covid-19-vaccine-locations-for-eligible-recipients

・予約等について:https://covid19.nj.gov/faqs/nj-information/slowing-the-spread/where-how-and-when-can-i-get-vaccinated