はっぴいえんど、2作品がアナログ盤で発売

ソニー・ミュージックレーベルズ

 伝説のロックグループ、はっぴいえんどの『はっぴいえんど』『風街ろまん』の2作品が11月3日、アナログ盤で再発売される。はっぴいえんどは、それぞれがのちに日本の音楽界に多大な功績を残すことになる細野晴臣、大瀧詠一、松本隆、鈴木茂によって1969年に結成されたグループ。「日本語ロックの礎」を築いたと言われ、その後のJロックやJポップの源流となった。

 代表曲「風をあつめて」(『風街ろまん』収録)は、ソフィア・コッポラ監督の映画「ロスト・イン・トランスレーション」(2003年公開)の挿入歌として印象的に使われるなど、海外でも人気も高い楽曲。また同作品はシティポップの元祖とも言える楽曲で、国内外のZ世代のミュージック・ラバーたちにも聴き継がれている。

 アナログ盤は、オリジナルマスターからMIXER’S LABの北村勝敏氏による最新カッティング、国内プレスを行うことで「オリジナル音源を忠実に再現」する作品となっている。また『はっぴいえんど』はクリアレッド盤、『風街ろまん』は透明クリア盤と、初のカラーレコード盤でのリリースとなる。発売はソニー・ミュージックレーベルズ。米国ではLight in the Atticから購入できる。定価40ドル。

https://lightintheattic.net/products/happy-end-sony-japan