既成概念を覆す表現手段を検証

ジャパン・ソサエティー、現代ファッション展

 ジャパン・ソサエティー(JS:東47丁目333番地)ギャラリーは18日(金)から2023年2月19日(日)まで、JS初の現代ファッション展、新進気鋭のファッションブランドCFGNYとWataru Tominagaの視点を通じて、人種、ジェンダー、アイデンティティを探求する展覧会「Refashioning: CFGNY and Wataru Tominaga」を開催する。

 アートとしての現代ファッションをテーマとした同展では、NYを拠点とするCFGNYと東京を拠点とする富永航の作品を展示。衣服、アクセサリー、テキスタイル作品、彫刻、ビデオなどで、2組のブランドが従来の服飾の枠を超えたさまざまな表現手段を実験的に利用することで、ジェンダーやアイデンティティに対する既成概念を覆す表現手段を検証する。アーティストによるトーク、ワークショップ、CFGNYの最新コレクションの独占公開も予定している。

 開廊時間は水曜〜日曜の正午から午後7時まで。入場料は一般12ドル、学生・シニアは10ドル、JS会員・16歳以下・障がい者および付添者は無料(金曜午後6時〜9時は誰でも入場無料)。詳細はウェブサイトhttp://www.japansociety.org を参照。

(写真)CFGNY  New Fashion II,2018 Polyester, cotton, stuffed animals Courtesy of CFGNY.
Photograph by David Brandon Geeting