ウィンウィン氏と作品
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折り紙を数学とアートからアプローチした「数学の展開:数学的折り紙アートの展示」が、オリガミUSA(旧称The Origami Center of America)の協力のもと、来年1月5日(日)まで数学博物館(MoMath:東26丁目11番地)で開催されている。キュレーターはオリガミUSAのチャールズ・モロー理事長とウェンディー・ザイナー会長。数学博物館会長のシンディー・ローレンス氏は、「折り紙のデザインに使われたさまざまな幾何学形状、デザイン、数学的パターンは私たちの周りに数多くある事を認識することができます」と説明した。
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同展では数学者やアーティスト23人による約50点の作品を展示。エアバッグや医療用ステント技術などのデザインに使用されるのと同じ数学アルゴリズムを折り紙を使って探求する作品もある。日本人作家・神谷哲史氏の作品「ロブスター」(2015年)も展示されている。作家のひとり、ベトナム出身のウィンウィン氏は、素材、色、デザインを追求したドレス2着と、大きさが調節できる牛革のバッグを出展。まさに数学と芸術の融合と言える。
入場料は大人18ドル、学生・シニア15ドル、12歳以下は無料。開館時間は毎日午前10時から午後5時。詳細はウェブサイトhttps://momath.org/を参照。(ワインスタイン今井絹江、写真も)