芸名をKa-Naに変更した歌手・植村花菜

米国での新たな心境を語る

ニューヨーク在住のシンガーソングライター、Ka-Na(植村花菜)が、米国で精力的に活動し始めた。心境などを聞いた。 (聞き手・本紙・三浦良一)
■最近の活動の様子をお聞かせください。
—最近は、レコーディングや東海岸ツアーなど、ニューヨークやそのほかの街にも行かせていただいて、忙しく楽しく活動させていただいています。
■名前を変えたのどうしてですか?
—NYで一年以上活動してみて、外国人のみなさんがUemuraという私の名字を上手く発音できなかったり、舌を噛んでしまったりすることが多く、非常に覚えてもらいにくいと思ったので、もっと親しみを持って覚えてもらうために、名字を取った方が良いのではないかと思い、改名することにしました。
■レパートリーの枠を広げていますね?
—この冬で、NYに拠点を移して2年になります。今年は、去年とは違う活動の仕方を目指して、いろんなことに挑戦してきました。1年目と2年目では、それぞれ違って有意義な活動ができていると思っています。
■CD発売の情報など教えてください。
—来年1月に、ニューミニアルバムのリリースが決定しています。今回のアルバムは、たくさんの新たな挑戦をしていて、今までのKa-Naの音楽性はもちろん、Jポップの枠を超え、新しいKa-Naを感じていただける、とても楽しい作品になっています。日本人のみなさんにも、アメリカ人のみなさんにも、楽しんでいただけるアルバムになったと思います。そのアルバムリリース記念ライブを、来年1月25日にマンハッタンのジョーズパブ(Joe’s Pub)で行います。 このライブは、NYで初めてバンドで演奏するので、今までと違うライブになること間違いなし!ぜひ、みなさんに来ていただきたいです!
■どんな歌手をアメリカで目指しますか?
—特に、アメリカでこんな歌手を目指します! ということはありません。日本でも、アメリカでも、他の国でも、日本人として、日本語の美しい響き、Jポップ独特の音楽性、日本の文化を感じていただける、私らしい音楽をただ追求し続けて、日本人のみなさんにも、日本人以外のみなさんにも、言葉の壁を超えて楽しんでいただける音楽をお届けできるようなアーティストを目指しています。
■今月8日に「ニューヨーク倫理友の会」にゲスト出演して歌われますね。参加予定の人に一言を。
—このような歴史ある会で歌わせていただけることを、とても光栄に思っています。当日は、NYの中心で日本の心を感じていただけるライブにできるよう、一生懸命歌わせていただきます。どうぞ楽しみにしていらしてください!