出雲のおくに、歌舞伎作った女性の物語

11月2日からシアター・ロウで
アマテラス座5周年公演

 現在男性のみで演じられている歌舞伎は、400年前に「出雲のおくに」という一人の女性によって創り出された。エミー賞作品賞を受賞した「将軍」で大蓉院/伊予の方を演じたアマテラス座芸術監督のアコ(Ako)が作・演出・主演する二人芝居「OKUNI」が11月2日(土)から11月23日(土)までニューヨークのシアター・ロウ(西42丁目410番地)で開催する。日本からベテランの俳優木村靖司を招き、田中舘芙未の太鼓と笛のライブ演奏。殆どが日本語で英語の字幕付き。10月26日まで、20%割引のコード EBOKUNI を利用できる。チケット詳細はウェブサイトhttp://www.amaterasuza.org/まで。

 アコ(Ako) 東京出身。宝塚歌劇団元メンバーで藤間流紫派の師範名執。エミー賞を受賞した「将軍」で大蓉院/伊予の方として出演。2018年に劇団アマテラス座創立。 

 木村靖司 東京出身。舞台、映画、テレビ俳優。1989年から劇団ラッパ屋の一員として活動。「アグリ」、「軍師官兵衛」、などの作品に出演。

 田中舘芙未 音楽アーティストで、ピアノ、日本の打楽器、そして竹笛を得意とする。メトロポリタン美術館、ルービン美術館、東京のスーパー・デラックスなどの会場でパフォーマンスを行った。