飯塚国雄さんの作品を常設展示

本紙オンラインギャラリーで

 7月に81歳で亡くなったニューヨーク日本人美術家協会(JAANY)会長で創設者でもあるアーティストの飯塚国雄さんの作品が、オンラインの「週刊NY生活ギャラリー」(https://nyseikatsu.com/gallery)に今月から展示されている。初期の作品から近作まで10点が展示されている。無料で世界中から見ることができ、作品を購入することもできる。

 飯塚さんは、4月初旬に新型コロナウイルスに感染して入院、約1か月間の治療を経て退院、リハビリセンターに移ったが、その後後遺症や心臓の病気で再入院、亡くなる数日前から心臓疾患が悪化していた。飯塚さんは1939年東京生まれ。逗子開成高校、お茶の水美術学院卒業後61年渡米。その後永住権を取得し、ニューヨークの「アート・スチューデント・リーグ」彫刻スクールで教鞭を執った。73年ニューヨーク日本人美術家協会を創立し、初代会長となる。週刊NY生活ギャラリーでは展示作家を随時募集している。問い合わせはEメールで miura@nyseikatsu.com 担当・三浦まで。

(作品)Purple Lady with Cat, circa 2000s, Oil and acrylic on canvas, 28 x 22 in.