大ヒット映画をミュージカルに
宮本亞門氏が演出
来春世界プレミア公演
株式会社木下グループ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長兼グループCEO:木下直哉)とゴージャス・エンターテイメント(本社:米国ニューヨーク、社長:吉井久美子)は、共同製作中の新作ミュージカル「カラテ・キッド」(英題:The Karate Kid – The Musical)を2022年春にミズーリ州セントルイスにてワールドプレミア公演をすると発表した。
ブロードウエーのトライアウト公演として、セントルイス郊外のカークウッド・パフォーミングアーツセンターで開催される「ステージズ・セントルイス」の 21〜22シーズン作品の1つとして上演。同作は1984年コロンビア・ピクチャーズ製作の大ヒット映画『ベスト・キッド』を、オリジナル映画版を執筆した著名脚本家ロバート・マーク・ケーメンが脚本、新鋭のドリュー・ガスパリーニが作詞・作曲を担当。演出は04年に「太平洋序曲」で東洋人初のブロードウエー・演出家デビューを果たした宮本亞門が手がける。振付はダンス界の第一線で活躍するケオネ&マリ・マドリッド。その他クリエイティブチームには日本から前田文子が衣裳デザインを担当するほか、トニー賞受賞デザイナー陣、デレック・マクレーンがセットデザイン、ブラッドリー・キングが照明デザイン、そして日系アメリカ人の原田海が音響デザインを担当するなど、ブロードウエーの精鋭クリエイティブチームが集結した。
同作は世界中で30年以上にわたり愛され続ける人気映画シリーズで、最近ではネットフリックス等でオリジナル映画版の34年後を描いた「コブラ会」シリーズが18年より配信されていることで、ミュージカル「カラテ・キッド」は米国で幅広い世代から注目を集めている。詳細は公式サイトhttps://thekaratekidthemusical.com/を参照。
(写真)米国で再び新作に挑む宮本氏