増田セバスチャン、NY移住後初個展
ウクライナ支援チャリティ
アーティストの増田セバスチャンのチャリティアート展「カラー・フォー・ピース」(協力・ニューヨーク日本総領事館)が7月29日から31日まで、ミズマ&キップスで開催された。増田のNY移住後初のイベントで「平和を考える」をテーマに、平和のための4つの色(青、黄、 緑、ピンク)をフィーチャーした作品を130点あまり展示した。作品販売による利益の一部と寄付箱に集まった金額は全米ウクライナ女性協会や、戦争で傷ついた人々を支援する人権団体に寄付される。会場にはアーティストが愛用するビンテージシーツを使用したペイント作品やリトグラフのほか、ベッドのインスタレーションやドネーションボックスなどが展示された。 29日夕に開催されたオープニングレセプションにはニューヨーク日本総領事館から松本大主席領事と全米ウクライナ女性協会のマリア・バンガー代表が来場し、祝辞を述べた。
増田さんは「カラフルな色が持つ、ドキドキ、ワクワク感を、人種・宗教・年齢・性別・国境、ありとあらゆるボーダーを飛び越え、色の少ないニューヨークでハッピーに感じてもらえることを願っています」と話した。会場には300人余りのファンや美術愛好会が集まり、ゴシック・アンド・ロリータ「カワイイ」ファッションに身を包んだ若者たちで賑わった。