愛の情熱ストリートアートに

  ユニオンスクエアの南側14丁目の道路上に、ブルックリンで活動する2人組のストリートアーティスト「GERALUZ and WERC」による、色鮮やかな花や鳥が描かれた巨大なアスファルトアートが登場した。

 「コレクティブ・ビジョン」と題したこの作品は、14丁目のブロードウエーとユニオンスクエア・ウエストまでの巨大なエリアをカラフルにペイント。アーティストによると、中央に描いたハチドリは「不当と絶滅に立ち向かう際の回復力」を、それぞれの花は絶滅危惧種の在来植物を表しており、「私たちはみな、生きて繁栄するために愛とエネルギーが必要である」ということを、このアートを見た人に思い出してもらうことを目的としているという。(高田由起子、写真・三浦良一)