超リアリズム彫刻を野外展示

PARK AVENUE ART

 ビーチボールにつかまって気持ち良さそうに日光を浴びる女性。これはパーク街のマレーヒル地区34丁目から38丁目の中央分離緑地帯にこのほど設置されたハイパーリアリズムの世界的巨匠キャロル・A・フォイヤマンの作品だ。

式典に参加した作者のキャロル・A・フォイヤマンさん(右から2人目)とスパグノラPOPA会長(右端)(4月27日、写真・三浦良一)

 設置したのはパトロン・オブ・パークアベニュー(POPA) でギャラリー・バルトゥーの協力で水泳をテーマにした女性像を野外展示中だ。4月27日午後、作者を招いた披露式典が開催された。「パーク街に作品が展示されることは私の長年の夢だった」と挨拶するフォイヤマンさん。POPAのビクトリア・スパグノラ会長は「ニューヨークの優れた芸術の遺産を多くの人に楽しんでもらえることを期待している」と挨拶した。写真の作品はホテル北野の目の前にあり、街ゆくニューヨーカーたちの目を楽しませている。ギャラリー・バルトゥーはフランス、モナコ、ロンドン、ニューヨーク、マイアミにギャラリーを構える有名画廊。