デジタル討論会

イサム・ノグチ美術館
芸術と生活テーマに

オンラインで無料プログラム

 20世紀を代表する彫刻家・デザイナーのひとりイサム・ノグチが創設したノグチ美術館は4月からオンラインによる無料プログラムを開催する。「アーカイブス・ディープダイブ」と題した同プログラムは大人向け対話形式の仮想学習で、イサム・ノグチの芸術と生活に関連するテーマやトピックについてグループディスカッションを行うもの。

 3日(金)午後2時からは「プリミティブと呼ばれるアートを探る」。7日(火)午前10時からの「野口とその新たなアジア系アメリカ人のアイデンティティ」では、第2次世界大戦中に新しいアメリカの「混合」を信じて日系アメリカ人を擁護したノグチの活動家としての姿勢、また新型コロナウイルスの危機から反アジアの人種差別などについて話し合う。

 参加費無料だが要事前登録、先着順。参加者には、ズーム・プラットフォームを通じて参加するためのリンクが送信される。プログラムの申し込み・詳細はウェブサイトwww.noguchi.org/を参照。公式サイトでは現在ノグチ美術館で展示中の作品を公開している。