故郷広島県福山市に体育モニュメント「栄光」
ニューヨーク在住のアーティスト、野田正明さんが、故郷広島県福山市にモニュメントを制作した。新総合体育館のモニュメント「栄光」で、5メートル75センチの除幕式が1日、「公益財団法人福山市体育協会創立100周年記念事業」として行われた。
参加人数が懸念されたが、200人以上が出席した。除幕すると「オー」と言う歓声が上がった。「体育館の象徴として、建築、景色とのマッチングがとても良くできたと思っている」と野田さん。発案から制作完成まで3年かかったという。体育館に相応しく、躍動感に満ちた構成。見る角度で異なるので、人それぞれが思い思いの感想を言っているのが印象的だった。福山への公共モニュメント はこれで13か所。これらを結んで野田アートゾーンを形成し、再度 福山市とともに世界へ向かって発信ができれば」と夢を膨らませる。スポーツつながりで、ギリシャマラソン市にある「ヘルメスの精神」と福山市「栄光」を姉妹彫刻として結びたいと考えているそうだ。ギリシャ大使、マラソン市長は乗り気だという。