芥川作品が人形劇に

芥川作品が人形劇に

 ジャパン・ソサエティー(JS)は23日(木)から25日(土)までの3日間、午後7時30分からJS内劇場(東47丁目333番地)にて作家・芥川龍之介の5つの代表作をベースに創られた人形劇「AKUTAGAWA」を上演する。同作品は、日本の短編小説の父と言われるほど傑出した短編を多く残した文豪・芥川による5つの短編『羅生門』『地獄変』『竜』『杜子春』『河童』を紡いだもの。各ストーリーを通して、芥川の作家としての洞察力や不安定な精神世界を描き出す。

 出演は、八王子車人形・五代目家元西川古柳とアメリカ人パペット・アーティスト、トム・リー。また、ニューヨークで長年活躍するミュージシャン辻幸生のライブサウンドが加わり、躍動感に溢れたステージを披露する。23日(木)の終演後には観客全員招待の「MetLife Meet-the-Artists レセプション」、24日(金)の終演後には「アフター・トーク/アーティストQ&A」が実施される。

 入場料は一般30ドル、JS会員24ドル(13歳以上推奨)。チケット・詳細はウェブサイトhttps://japansociety.org/を参照。