武道と美術の精神的つながりを探究

写真家・加藤彰三

週刊NY生活ギャラリー、今週の参加アーティスト

 ニューヨーク在住の写真家、加藤彰三は、1975年東京美術学校卒業後、東京麻布スタジオを経て70年代は、加納典明写真事務所のチーフスタッフとして芸能、政治、シネマなど多岐にわたる分野で活躍した。 

 石原慎太郎、黒澤明、勝新太郎、三船敏郎、浅野ゆう子、山口百恵などの雑誌、映画ポスターの撮影を行う。82年に来米し、ニューヨーク読売プレス社入社。88年独立し加藤彰三スタジオを設立。現在ニューヨーク州ニューロッシェルに写真アートスタジオを構えている。写真家としての顔のほか剣道家(剣道教士8段/居合道教士7段)としても知られ、40年前に加藤が設立した「NY士道舘剣道居合道場」の代表として指導・運営・大会イベントを行う。「私は、時代を超越したイメージを追求しています。特に古典的な一枚一枚丹精込めて手で磨いたレンズの使用により、時代を超えたイメージを追求している」。広島県出身。同スタジオではアナログ写真によるポートレート撮影なども行っている。詳細は週刊NY生活ギャラリー https://nyseikatsu.com/gallery/project/021kato/

(作品)“Energetic charge to mind” “「心に気の充電」

週刊NY生活ギャラリー
2023年度参加者受付中

 本紙が主催するオンライン「週刊NY生活ギャラリー」(https://nyseikatsu.com/gallery/)では、2023年度の作家を募集しています。ニューヨークで個展、グループ展に参加したり将来何らかのNYにおける企画展に参加する予定のある人。作家のポートフォリオ、顔写真、絵画、写真、彫刻などの作品を期限1年間で掲載。参加料金は、作品を最大10点まで展示で年間200ドル。作家にとっては、作品を展示して多くの読者に見てもらえるだけなく、自分の作品を広く一般に販売するチャンネルとして利用できる。同ギャラリーは、本紙「週刊NY生活」のウェブサイト(www.nyseikatsu.com)で常設展示されている。問い合わせは電話(212)213-6069またはEメール miura@nyseikatsu.com   担当・編集部・三浦まで。