「港町」など観察映画9本
ブルックリンで一挙上映
ブルックリンのミニシアター「スペクタクル」(南3丁目124番地)で3月と4月、映画作家・想田和弘(そうだ・かずひろ)の観察映画全9作品が上映される。アート系映画配信サイトMUBIでの想田和弘特集と連携したイベント。
想田は1970年栃木県足利市生まれ、東京大学文学部卒業。ニューヨークのスクール・オブ・ビジュアル・アーツ卒業。93年からニューヨーク在住、台本やナレーション、BGM等を排した自ら「観察映画」と呼ぶドキュメンタリーの方法を提唱・実践している。
今回は2018年のベルリン国際映画祭で正式招待作品としてプレミア上映された最新作「港町」を中心に2か月にわたって全9作品を上映する。
3月の「港町」の上映日時は2日(土)午後7時30分(質疑応答あり)、3日(日)午後5時、5日(火)午後10時、12日(火)午後7時30分、25日(月)午後10時。このほか、「選挙」(07年)、「精神」(08年)、「選挙2」(13年)、「ザ・ビッグハウス」 (18年)の上映も行われる。
入場料は当日現金のみで5ドル(鑑賞のみ)と10ドル(質疑応答付き)。劇場のウェブサイトはwww.spectacletheater.com、想田のウェブサイトはwww.kazuhirosoda.com/homejp