日本ギャラリーで31日から開催人間国宝の松井康成と現代作家
2月27日まで 入場無料
日本クラブは人間国宝の松井康成と現代陶芸作家の大貫博之、戸田浩二、額賀章夫の作品展示会「自由な作風 笠間焼」を31日(木)から2月27日(水)まで、日本ギャラリー(西57丁目145番地7階)で開催する。(共催:茨城県、協賛:JCCファンド、関彰商事株式会社、セコム株式会社)
東日本最大級の規模を誇る茨城県笠間の陶芸は、約240年前に京都の信楽から来た陶工の技術を取得して始まった。笠間の地で作陶することを条件に各々の世界観を自由に創作できることが特長で、全国から陶芸作家が移り住む日本でも有数な産地となっている。
陶芸作家で人間国宝の松井康成は、一つの技法「練上(ねりあげ)」に絞り表現の領域を格段に広げ、それまでの練上になかったフォルムと装飾(精神と物質、思想と感性、宗教と芸術)が一体化した「空即是色観」という独自の思想に基づいた作品を創作。
同展では笠間において大きな創造の原点であり、現代の陶芸作家に多大な影響を与えている松井康成の代表作6点と触れることが可能な陶片のほか、近年、国内外で活躍の場を拡げている現代陶芸作家の作品約60点を展示する。
入場無料。開廊時間は月〜金曜が午前10時から午後6時、土曜は午後5時まで。日曜休廊。問い合わせは電話212・581・2223、またはEメールwww.nipponclub.orgまで。詳細はウェブサイトwww.nipponclub.org/