【編集後記】
みなさん、こんにちは。本紙新春特別号は「大切なものを守り生きる」という大きなテーマで、このアメリカで生きる日本人や、ロシアのウクライナ侵攻で逃れてきたウクライナ人、ロシア人たちのコミュニティにも取材し、厳しい時代に逞しく生きる人々の姿を紹介します。アメリカの歴史的なインフレの中での円安基調はしばらく続くものとみられます。円安を追い風にして日本の地方からアメリカに輸出する機運が高まっています。官民あげて高品質の日本製品を消費者に届ける越境EC元年とも言われています。ジェトロが今年初めて試みたオンラインでのJAPANSHOPプロジェクトも好調です。改めて「日本を売る」「お買い得ニッポン」の商機到来と捉えている企業も多そうです。新年号では、ポストコロナ時代の働き方の変化や生活の方向などにも光を当て、今なお続くウクライナでの戦争状態からも目をそらすことなく、海外にいる日本人ができることは何か、まさに激動の2023年の幕開けを飾る新年号をお届けします。第2部では児童作文コンクール「ことばの泉」、伊藤園新俳句グランプリ、書の散歩道、硬筆コンクールなどの本紙主催の文化・教育企画の年間大賞の発表もあります。アート、教育、健康、シニアの暮らしなど、盛りだくさんの企画です。新年特別号をお楽しみにしていてください。今週号を無事に終えて、あと、年内のレギュラー号は来週号12月17日号で最後です。新春特別号は、年内の仕事納めに間に合うよう12月28日~29日の配達となる予定です。それでは、みなさん、よい週末を。(週刊NY生活発行人兼CEO、三浦良一)