【編集後記】
みなさん、こんにちは。ニューヨークの12月の賑やかな街の景色が戻ってきています。ロックフェラーセンターのツリーも彩美しく真向かいのサックスフィフスのプロジェクションマップの芸術も市民の目を楽しませています。本紙の年内のレギュラー号も残すところ来週号で消化し、あとはいつものことながらクリスマス返上で年末に発行する新年特別号の制作に取り掛かります。2022年新年号は、コロナ禍から世界が生還する年として位置付け、人を助けるという意味での「一人一人の人道支援」について光を当てます。ニューヨークにも多くの子孫が住むユダヤ系難民で杉原千畝によって命を救われた人たちのドラマをいま一度呼び覚まし、日本とニューヨークにたどり着いたユダヤ系市民たちとの交流を紹介します。また、高齢の日系人に対する福祉支援をしている日系団体に焦点を当て、活動の紹介をして理解を深めてもらうことで、海外で日本を感じながら生きていくことの意味、人を助けることの大切さを読者と一緒に考えていけるような新年号を予定していますのでどうかお楽しみに。今年もレギュラーはあと1回ありますが、一足早くホリデーシーズンのご挨拶をして今週から新年号に軸足をシフトします。今年も1年ご愛読ありがとうございました。それでは、みなさん、よい週末を。(週刊NY生活発行人兼CEO、三浦良一)