【編集後記】12月4日号
みなさん、こんにちは。南アフリカで検出された新型コロナウイルスの新しい変異株「B.1.1.529」(オミクロン株)に対する警戒感が世界的に広がっており、世界保健機関(WHO)は11月28日、もっとも警戒すべき「懸念される変異株(VOC)」に指定、各国が入国制限などの規制に乗り出しました。米国でも1日、CDCが11月22日に南アフリカからカリフォルニアに戻った旅行者がオミクロン株に感染していたと発表しました。日本は11月30日から全世界からの外国人の入国を今年末まで原則停止。11月8日に外国人ビジネス関係者や留学生、技能実習生の入国を条件付きで解禁したばかりでしたが、3週間で再び停止となってしまいました。日本の国土交通省は1日、オミクロン株に対する水際阻止として、日本に到着するすべての国際線の予約を12月末まで停止するよう国内外の航空会社に要請。これを受け、日本航空、全日空は1日からの新規予約の受け付けを停止しました。と、ここまでの記事を今日配達の紙面の1面にフラッシュ速報で入れて印刷、配達したら、配達を終わってオフィスに帰ってきた今、政府が国際線の新規予約停止要請を撤回したというニュースが飛び込んできました。日本の報道では岸田首相は「混乱を招いた」と語ったそうですが、朝令暮改ですね。今日配達した紙面は一体どうなるんでしょう。まあ、発行した時点では正しかったということですね・・・。あー力が抜けてしまいました。オフィスの1ブロック北のロックフェラーセンターでは今ツリーの点灯式の真っ只中です。ベストを尽くしても右往左往です。そんな年末に突入した気分です。それでは、みなさん、よい週末を。(週刊NY生活発行人兼CEO、三浦良一)