編集後記12月7日号

■【編集後記】
みなさん、こんにちは。 12人の日本人アーティスト作品を紹介する「エマージング・トウキョウ(Emerging Tokyo)」展が3日から7日(土)まで、イーストハーレムの会場ホワイトボックス(東121丁目213番地)で開催されました。(主催:ギャラリー・タグボート)。タグボートはアジア最大のオンラインギャラリーです。ヘタウマな画風で知られるイラストレーターのしりあがり寿は、すみだ北斎美術館でライブで描いた「赤富士」(2018年)を、山口真人はドローンを飛ばしたり掃除機ルンバに絵の具を装着して制作した作品、また、足立篤史は古い新聞紙を使って「千と千尋の神隠し」を連想させるインスタレーションを展示しました。また三隅幸(あたり)は、粒子の運動が観測行為によって変化する現象を水中に浮かぶ時計で、太田三砂貴は、四季を色調レイヤーの亀裂や発色で表現します。そのほかの出展作家は、坪山斉、神田さおり、Kamihasami、伊藤咲穂、ひらのまり、伊東ケイスケ、丹治基治。 タグボートを主宰する徳光健治代表取締役は「ニューヨークはアーテイストをリスペクトする空気に溢れていてそれが地域社会の豊かさにつながっている」と話していました。それでは、みなさんよい週末を。(「週刊NY生活」発行人兼CEO三浦良一)