【編集後記】9月26日

みなさん、こんにちは。ワシントンDCの日本大使館が14日、ソーシャル・セキュリテイー番号(SSN)に関する詐欺の手口を公開して注意を呼びかけました。詐欺行為者は社会保障局その他政府機関職員を装い、「あなたのSSNに問題がある」などと電話やEメールなどで連絡してきます。逮捕その他法的措置を取ると脅してきたり、給付金の増額をオファーしてきたりすることもあります。次に該当する連絡は詐欺と疑った方がいいそうです。まず。SSNやアカウントに問題があると言う。反則金や債務の支払いをギフトカード、電信送金、プリペイド式デビットカード、デジタル通貨、または現金の郵送で行うよう求める。逮捕や法的措置を取ると脅す。社会保障局から電話することはあっても、次の行為を行うことはないそうです。「脅す」「SSNを停止する」「至急の支払いを求める」「現金、ギフトカード、プリペイド式デビットカード、電信送金による支払いを求める」「ギフトカードの番号を聞く」などです。自分と家族を守るためにとるべき行動は、疑わしい電話を受け取った場合、電話を切り、社会保障局OIG(https://oig.ssa.gov/)に報告する。不明の番号に折り返し電話しない。大きな買い物や財政的な決定を行う前に信頼のおける人に助言を求める。被害にあったら恥ずべきものと思わず届け出る。さらに詳しくオンラインサイト(https://oig.ssa.gov/scam )で学ぶ。この情報を他の人とも共有する、などです。私の知り合いなんかは、電話が鳴っても知らない人の電話は取らないそうです。確かに自分にとって本当に必要は情報はメールかラインでしかこないですね。かかってくる電話の半分が録音によるセールスコールだったりすることも多く、電話機による通話、会話というもの自体がコミュニケーションツールとしての優先順位(プライオリティー)を下げている印象です。ともあれ詐欺にはご用心です。それでは、みなさんよい週末を。(「週刊NY生活」発行人兼CEO三浦良一)