サクラヘルスフェアでNY日系ライオンズクラブが開催
ファーストブランドから派遣
専門家4人が来米
NY日系ライオンズクラブ(伊藤リキ代表)は、NY日系人会主催の「サクラヘルスフェア」(共催・邦人医療支援ネットワーク、後援:在ニューヨーク日本国総領事館)に参加し、4月27日、NY日系人会館で「ライオンズ大学:大人の教養講座シリーズ」特別講座編を開催した。
当日は、日本から来米した4人の講師が連続セミナーを行った。第1時限は司法書士の山口里美さんによる「モノと心を片づけて、人生100歳時代に備える」を開催。まずは自分しかできない重要書類の整理から始めることを勧めた。また元気なうちに、子に民事信託で不動産を預ける方法により、財産を守る方法を紹介した。
第2時限は心理カウンセラーつだつよしさんがシニアに好評の心の若返りとリフレッシュ方法を伝える「明日の自分を輝かせる5つのセルフ応援方法」を講義。つださんは「どんなに心が辛い状態でも、口に出す言葉と行動は絶対に前向きにすること。自分に自信を持たせれば状況は好転する」と説いた。また、いつでも「この人のようになりたい」と思える「あこがれの人物を見つける」ことで、一歩その人に近づくことができるとアドバイスした。
昼休憩後は、第4時限に建築士の鈴木弘樹さんが心の安らぎをもたらす「老後も楽に快適に暮らせる和の要素を用いたリフォーム」として「電気の要らない空気清浄機となる土壁」や「ふすま」、「置き畳」「小上がり」の良さを提案した。
そして第5時限は臨床心理士の三木潤子さんによる心の目で自己を見つめる内観エクササイズ「自分が変わると世界が変わる!簡単にできるそのポイントとは」を開講し、静かな場所で自分の心を見つめる内観研修について説明、参加者が熱心に聞き入った。
日本からの講師を派遣したのは日本国内で2400人を超える経営者、個人事業主のコンサルティングを含めたサポートを行いながら、日本で唯一、全国のメディアと連携して専門家紹介サイト「マイベストプロ」を47都道府県に1サイトずつ全国で展開している株式会社ファーストブランド(本社・大阪市、河本扶美子社長)。
昨年同社は、ニューヨークでマイベストプロの登録者とニューヨーク在住者とをつなぐイベントを成功させており、今回が2度目。
河本社長は「ニューヨークの皆様にいろいろな日本の情報を伝えたいと思っている専門家の方々が日本には大勢いるので、これからもニュークと日本の架け橋になれるよう取り組んでいきたい」と話している。