あめりか時評閑話休題 冷泉彰彦 日本における新型コロナウイルス対策を、アメリカから見るのは何とも歯痒く、辛い。陽性者比率、死亡率を比較するのであれば、日本の数字は極めて優秀だ。人口比で見てみれば20分の1以下であり、こ […]
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コロナ禍の中、日本文化への憧れが増殖
あめりか時評閑話休題 冷泉彰彦 訪日外国人観光客が、年間3千万を大きく超えて4千万、更には6千万も射程に入ったと言われたのが2019年。その後、新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、事実上日本の国境は閉鎖され外国人観光 […]
日米首脳会談に浮沈をかける菅総理、その思惑は?
あめりか時評閑話休題 冷泉彰彦 日米首脳会談というと、ゴルフや会食を通じて首脳間の個人的な信頼関係を構築するものという印象がある。トランプ政権時代はそうせざるを得なかったが、あくまで日本の国益を守るための例外的な行動だ […]
「3・11が日本に残した深い傷」
あめりか時評閑話休題 冷泉彰彦 1995年1月の阪神淡路大震災では、被災地は復興した。勿論、失われた生命は還らないし、街の繁栄が100%回復したわけではない。何よりも心身に傷を負った人々の痛みは消えてはいない。けれども […]
日本と欧米の「20倍」という差を考える
あめりか時評閑話休題 冷泉彰彦 2020年の春、コロナ禍の第一波が世界を襲っていた際に、日本の「人口あたり感染者数」は欧米に比較して20分の1以下とされていた。その際に多くの日本人は、その差を説明する要因があるとして、 […]
バイデン政権と日米関係を考える
あめりか時評閑話休題 冷泉彰彦 日本の世論の一部には、バイデン政権になると米中関係が改善する反面、日本は通過の憂き目に会う(ジャパン・パッシング)という懸念があるようだが、この点については心配は無用であろう。例えば1月 […]
「左右対立は過去、実務型政治へ向かう日本」
あめりか時評閑話休題 冷泉彰彦 安倍政権の7年半は、日本にとって左右対立の7年半でもあった。まず左派論壇は一貫して政権には批判的であった。「アベ政治を許さない」というスローガンが象徴するように、要するに安倍政権の行うこ […]
9・11テロから満19年、続くNYの苦難
あめりか時評閑話休題 冷泉彰彦 初秋の「あの日」から19年の歳月が過ぎた。今年も「あの日」と同じようにNYは寒暖の差の激しい季節を迎えている。ツインタワーがテロ被災し、相次いで倒壊した後、ノーマン峯田長官は全米上空を飛 […]