6日(水)未明にドナルド・トランプ氏の勝利が相次いで報じられた。前回の2020年の選挙では、投開票日から4日過ぎた土曜日の午前中になって初めて各メディアは当確が打てた。特にペンシルベニア州、ジョージア州では延々と終わら […]
カテゴリー: あめりか時評閑話休題
在外有権者の代表を送る可能性を考える
衆議院議員選挙が10月15日公示、27日投開票で実施される見通しとなった。選挙のたびに思うのだが、何としても在外有権者の利害代表を国会に送りたいと思う。以前に問題提起したのは、在外票を固めて参院の全国比例代表に1議席か […]
進次郎氏出馬、父純一郎氏の「小泉改革」を検証する
今回の自民党総裁選で、小泉進次郎氏が有力視されている。現時点ではまだ情勢は流動的だが、総選挙が総裁選の直後に行われるとすると、「選挙に勝てる旗印」を担ぐというのは自民党の衆議院議員の大原則だ。そう考えると、知名度抜群の […]
日米の安全保障論議、歪みの是正は可能か?
今年も8月がやってきた。日本にとっては先の大戦の記憶を呼び起こす季節となる。これを否定するつもりはない。加害の記憶と被害の記憶を維持することは、基本的に日本の安全の保障に資するからだ。けれども、79年になろうという長い […]
違和感だらけの東京都知事選
アメリカ、とりわけニューヨークの視点から見ていると、今回の東京都知事選に関しては様々な違和感を感じざるを得ない。勿論、一方的に批判してみても意味はないわけだが、国が違うので仕方がないと突き放して終わるとも思えない。その […]
オーバーツーリズム批判と文化摩擦
日本への訪日外国人(インバウンド)観光客の数は、既にコロナ禍前のペースを上回っている。2024年に入って3月には、初めて単月で300万人の大台に乗せ、4月もこれに続いている。この勢いだと、2024年は年間で3500万人 […]
ガザ攻撃反対の学生運動をどう考えるか?
マンハッタンの北、ハーレムに隣接しているコロンビア大学のキャンパスは、かねてよりガザ問題における両派が対立する中で、学生のデモが激化していた。イスラエルのガザ攻撃の激化、とりわけラファ攻撃が逼迫する中で攻撃への反対派の […]
環境の変化に晒される在外日本語教育
私事にわたり恐縮だが、1997年以来在外の日本語教育に関わって27年になる。多くの優れた生徒たちに支えられて続けてきた一方で、近年は日本語教育を取り囲む環境の変化を痛感している。ちょうど4月を迎え、企業派遣の家庭の中に […]
日本の政治家の地位はどうして低いのか
自民党における裏金の問題で、政治倫理審査会が開かれたが疑惑の当人たちは関与を否定。自ら出席を決断した岸田総理も、事件の構造に切り込むことはなかった。結局のところは、一部の政治家が立件された以外は、会計責任者が罪をかぶる […]
日米の政局、いずれも複雑で一寸先は闇
まず日本の政局だが、迷走がどんどん深まっている。一連の政治資金問題では、立件された政治家は少ない一方、安倍派、二階派、岸田派が解散するという意外な展開となった。岸田総理の人気は依然として低いが、率先して派閥解散を行った […]
次元の異なる災害、能登半島地震を考える
1995年の阪神淡路大震災、2011年の東日本大震災、2016年の熊本震災と比較すると、今回の能登半島地震は災害として全く次元が異なる。もっと言えば、あらゆる点で過去の災害と異なっており、救助にしても復興にしても全く異 […]
岸田政権の行き詰まり、問題は停滞感
各メディアの世論調査で、岸田内閣の支持率が大きく下がっている。30%とか、調査によっては26%台などという数字もある。下落の勢いが止まらない中では、20%割れという予想すら横行する始末だ。総理としては「あわよくば年内に […]