No screen time for you. あなたはスクリーンを観ている時間なんて、ないのよ。 私が窓際の座席に着くなり、隣にすわった少女が目の前のモニターを触ろうとすると、その隣の通路側にすわっていた母親らし […]
カテゴリー: BOOKS
言葉を変えると収入が上がる 人生が変わる 書評 大森智子
努力は運を呼び込む 大森智子・著KATSU ZEN USA・刊 ニューヨークには、日本から転勤や大きな後ろ盾の企業のサポートなどを受けずに単身やってきて、自分の夢を叶えようとする若者たちがいる。その元若者たちがこの地で […]
米語ウオッチ 米国で続々と生まれる新語
旦 英夫・著 PHPエディターズ・グループ・刊 本紙経済面に隔週で連載されているコラム「米語Watch」の単行本第2弾が出版された。「米語ウォッチ・アメリカの『今』を読み解くキーワード131」(PHP刊)だ。 この […]
2ドルと友情 ニューヨークの魔法
財布を開けながら、何かおかしい、と思う。 カフェでジェネファーと昼食をとった。私はバーガーで、ジェネファーはラップサンドを注文する。私のほうが、2ドル高かった。 消費税とチップは大して差がないから、その分は折半しよ […]
想像を超えた難事の日々 仲本光一(書評)
医務官と邦人支援 仲本光一・著世論時報社・刊 在外公館に派遣されている医務官の仕事は、館員と家族の健康管理、現地医療事情の調査と在留邦人への情報発信だ。 さらに、 在留邦人や邦人旅行者への健康相談や緊急事態の時の邦人援 […]
信号を守らないニューヨーカー ニューヨークの魔法
ニューヨーカーは信号を守らない。左右を確かめ、車が来なければ、すたすたと道を横断する。いや、車が来ていても、接触しないほどの距離があれば、十分だ。 接触しそうでも、車よ、止まれ、とばかりに悠々と歩いていく人も多い。 […]
何をやっても怒られません
和田秀樹・著 青春新書・刊 日本は、会社勤めの勤労者なら、60歳という一般的な定年制度があり、その後5年間は、同じ会社の名刺を使いながら、役職が取れた配置転換などの中で「元は私◯◯にいまして」という前置詞がついての名刺 […]
つげ義春の妻が描いた絵日記
藤原マキ・著 ライアン・ホルムバーグ・訳 DRAWN & QUARTERLY・刊 この本は、早逝した「状況劇場」の女優で、つげ義春の妻、藤原マキが綴る絵日記とエッセイ『私の絵日記』の英訳本だ。つげとの […]
あの日の散歩道 ニューヨークの魔法
今朝も空は真っ青で、ハドソン川の川面には太陽の光が反射し、輝いている。ヨットがゆったりと行き来する。 こんな気持ちのよい日に、部屋で執筆? 神様がくれた最高のプレゼントではないか。 そうだ、フェリーに乗ろう。 ガ […]
日本人の精神性ここに
稲垣沙織・著 ワンピース・ブックス社・刊 何か大事なことをする時は、なぜか部屋を掃除したり、台所を片付けたり、机の上を綺麗に整頓したり、一見関係のないことをしてしまう。そんな心の準備をして、気持ちを整理してから大事な一 […]
米社交会を魅了した日本人画家
デイヴィー美代子・編著 吉備人出版・刊 ニューヨークで活躍した日本人芸術家と言うと、イサム・ノグチ、草間彌生、国吉康雄の名前はすぐに浮かぶだろう。しかし、その国吉と同じ時代の20世紀の初頭、岡山から海を越えアメリカ社会 […]
最悪なダンスのお相手 ニューヨークの魔法
私の場合 近くの人とペアになってください、というインストラクターの呼びかけで、ラテン系の青年が私の手を取った。 マンハッタンではときどき、誰でも参加できる無料のダンス教室が開かれる。 昨年のある夏の夜、四十四丁目辺 […]