古市裕子・著新潮社・刊 いまや書店に行けば、SDGs(サスティナブル・デベロプメント・ゴールズ、持続可能な開発目標)という言葉の付いた本が書棚に所狭しと並び、日本でもかなり浸透してきていて、いまさら感もあるが、本書は「 […]
カテゴリー: 書評
父親が書いた解説書
住山一貞・著 ころから・刊 米国同時多発テロで当時富士銀行勤務だった息子の陽一さんを失った東京都在住の住山一貞さん(86)が、パンデミックを超え4年ぶりにマリ夫人(84)とニューヨークを訪れた。米国がまとめた報告書を日 […]
ホワイトカラー消滅?
平 和博・著文藝春秋・刊 会社の企画書も人事評価もすべてAIによってなされ、ホワイトカラーのやっている職種はどんどんと、なくなって最後には消滅してしまうのではないか、その「凄さ」と「怖さ」を知るための必読書とでも言おう […]
ハリー王子が暴露本
Prince Harry, Duke of Sussex・著ペンギン・ランダムハウス・刊 英国王室から離脱し米国に移住したハリー王子の回顧録「SPARE(スペア)」が1月10日に発売された。子ども時代から陸軍時代、母ダ […]
アメリカに裁かれる日本企業
秋山武夫・著幻冬舎・刊 今から丁度10年ほど前に、週刊NY生活の編集部に1本の電話がかかってきた。アメリカ人の弁護士からだった。「日本企業が大変なことになっています。70社近い日本の自動車部品メーカーが違法カルテルで米 […]
女性狙撃兵が見た戦争
逢坂冬馬・著早川書房・刊 今年の本屋大賞と紀伊國屋書店「キノベス2022」でも1位を獲得した傑作戦争小説である。昨年8月の第11回アガサ・クリスティー賞では選考委員全員が5点満点をつけて大賞を獲得、デビュー作にもかかわ […]
『地球の歩き方』と『ムー』のコラボ
地球の歩き方編集室・編集学研プラス・刊 本書のページをめくったら、昭和後期に小学生だった人ならば懐かしいと思うはずだ。ページをめくる度に、あの時の記憶の引き出しが開かれる。 夜7時半から放映された水曜スペシャル川口浩 […]
一瞬で心をつかむ会話術
小池リオ・著ダイヤモンド社・刊 ニューヨークで活躍する日本人スタンダップ・コメディアン、小池リオさん(55)が、一瞬で心をつかみ、10分会話が続く「つかみイングリッシュ」、『英語は最初の10秒!』をこのほどダイヤモンド […]
「続・命のビザ」英語版
北出 明・著 キャッツ邦子・訳Academic Studies Press・刊 本紙の今年の新年特別号で、第二次世界大戦中に「命のビザ」を発給して多くのユダヤ人を救った日本人外交官、杉原千畝について特集した。「命のビザ […]
英語上手は聞き上手から
岡田光世・著CCCメディアハウス・刊 本紙連載「ニューヨークの魔法」でお馴染みのエッセイストで作家の岡田光世さんが、このほど、英語力をどのように伸ばせるかについて、自身の体験に基づいてまとめた『ニューヨークが教えてくれ […]
「武人の本懐」の英語版
元海上自衛隊横須賀地方総監・高嶋博視・著OFFICE BEAD INC.・刊 2011年の東日本大震災発生当時、迅速な初動で被害者の捜索と救援に向かった海上自衛隊1万6000人を総指揮した元海上自衛隊横須賀 […]
運命は生き方次第
小池 康仁・著ダイヤモンド社・刊 運命を変える東洋哲理、2500年の教え、と副題のついた本書は、陰陽五行論という真理を追求する日本古来の学問の解説書だ。自分とは何者か、そして自分と接する他者はどういう人なのか、そして今 […]